2008年08月17日

「電磁界情報センター」に関する原子力安全・保安院への質問

経済産業省原子力安全・保安院電力安全課 御中

前略

8月6日付『電気新聞』の記事「低レベル電磁界に関する情報提供拠点整備へ−センター、年内めどに発足」で伝えられた内容に関して、いくつか教えていただきたいことがあります。

【質問事項】

(1)「情報の中立性を担保するため、同センターに助言や提案を行う外部の運営委員会を設立する。」「外部有識者による運営委員会も設け、中立性を担保する。」とありますが、この運営委員に選出されることになる外部有識者とは、具体的にどの方(もしくはどの組織に所属する方)を想定していますか。またその人選はどなたが(あるいはどこの部署が)行うことになりますか。

(2)「原子力安全・保安院が同センターの設置を検討。関係機関との協議の上、7月1日付で電気安全環境研究所(JET)内に「電磁界情報センター準備室」(室長=大久保千代次・明治薬科大大学院客員教授)を設置した。」とありますが、「関係機関」とは具体的に何でしょうか。また、それら関係機関と、それぞれ具体的にどのような内容の協議を行ったのか、明らかにしてください。

(3)「7月1日付で電気安全環境研究所(JET)内に「電磁界情報センター準備室」(室長=大久保千代次・明治薬科大大学院客員教授)を設置した。」とありますが、このJETという組織は原子力安全・保安院とどのような関係にある組織なのでしょうか。JET内に準備室を設置する理由もあわせて教えてください。

(4)「同室は大久保室長のほか、JETと電力業界から各3人ずつで構成。9月からはさらに1人が加」わるとありますが、これら構成員の方々について、それぞれお名前と所属を教えてください。

(5)「同センター自身も独立性を担保するため、運営は賛助会費で賄う。会員は今後募る予定で、大久保室長は「電磁界と関係の深い電力業界には幅広く協力していただきたい」と話している。」とありますが、「電力業界の幅広い協力」はこの場合、センターに対する賛助金の拠出のかなりの部分が電力業界からなされることを期待する、と解釈できるように思いますが、この私たちの解釈は正しいですか。また、そのことと「独立性を担保する」こととは両立するのでしょうか。お考えをお聞かせください。

以上

(この質問は、市民科学研究室の上田が作った原案を「電磁波から健康を守る百万人署名連絡会議」で検討・修正して、原子力安全保安院に8月15日に出したものです。)

書評原稿を募集します

次号ならびに次々号の『市民科学』のための書評原稿を募集します。

対象とする本は次の5点のいずれかです。

市民科学研究室の会員の方からの応募を優先しますが、もし応募が少ない場合は非会員の方からの応募も受け付けます。8月20日(水)が応募締め切りですので、早めにお問い合わせ下さい。

原稿料は少なくて申し訳ないのですが、3000円です。
本は、申し訳ありませんが、ご自分で購入なさるか、図書館で借り出すかしてください。

原稿締め切り:9月15日(月)
字数:2000字以上、上限はなし(3000字前後が適当と思われる)

以上、執筆を希望される方は市民科学研究室あてに、8月20日までにご連絡ください。正式な原稿依頼書をお送りいたします。

フードバンクという挑戦/大原悦子/岩波書店1,995円

子どもたちの三つの「危機」/恒吉僚子/勁草書房2,310円
 →著者に関する参考インタビュー

美容整形と化粧の社会学/谷本奈穂/新曜社3,045円
【執筆担当が決まりました】

反核シスター/メアリー・ルイーズ/緑風出版1,890円

狂気の核武装大国アメリカ/ヘレン・カルディコット/集英社新書

2008年08月05日

市民研 秋の合宿のお知らせ

市民科学研究室の恒例の合宿を実施します。

秋の素晴らしい陽気のもと、稲刈り・自炊・研究発表と議論……と楽しく充実した2泊3日を過ごしたいと思います。どなたでも参加できます。お申し込みをお待ちしています。

●2008年10月11日(土)、12日(日)、13日(月、祝)

●場所:茨城県常陸太田市(旧里美村)の「まったり〜村」

●交通:車の使える方の人数をみて決めますが、いまのところ、都内から主に車に分乗して向かうことにしています。もちろん、個別に鉄道を使って現地集合もOKです。現地までの地図

●費用:二泊三日でお一人12000円以内(子どもさんは8000円以内)
    (交通費は別、近々、金額を確定します)

●内容:稲刈りなどの農作業を体験します。
    資料館にあるような古い農具を集めているので、伝統的な農業の歴史なども勉強できます。
    食事は自炊します(料理の腕のたつ人が数人参加予定です)。
    朝と夜の時間を使って、研究発表+議論を3、4件入れます。

●参加人数:25名まで(夫婦や親子での参加も歓迎します)

●申し込み期限:2008年8月31日(日)まで

●申し込み先:市民科学研究室(電話またはメールで)

2008年07月20日

ナノテクリスク勉強会(2008年7月20日)

【今日のまとめ】
・科学とイメージ/アート
「科学的イメージングと可視化の社会研究」という論文の紹介を行い、ディスカッションした。日本では漫画やアニメのSFによって科学的なイメージを伝えるということが行われている一方で、学問や実践として科学とアート/デザインをきちんと掘り下げるということをしていないというギャップがある。この原因を探ることは、日本における科学コミュニケーションを振興する手がかりとして重要になると思われる。科学とアート/デザインの問題に関してはナノテクリスクという本題からはやや外れるが、無関係でもないので引き続き関係者の話を聞いたり、議論を整理したりする必要がある。本日の朝日新聞の書評で紹介されていたロイ・ポーターの『身体と政治』は絵画に現れる医療や医者のイメージというものの歴史を追跡したもので、参考になるかもしれない。

・ナノテクと食品について(上田さん)
一つは農水省のナノテクノロジープロジェクトの紹介である。様々な形で研究は行われているが、現状としてはまだまだという印象である。また、実用化に向けてどのような技術が有望であるか、果たして食品に対してナノテクが必要となりうるのかについてメンバーで議論した。もう一つは茨城大学准教授の立川雅司さんを代表として進めている科研費の研究である「ナノトライ」についての紹介である。市民パネル型会議やフォーカスグループインタビュー、サイエンスカフェの3種類のイベントを来る9月〜10月に行うということで、その活動や成果に引き続き注目していく。

・ナノテクについての最近のニュース(白石さん)
Wired Visionにある「ナノ粒子とラジオ波を利用、「副作用の無い」ガン治療」という記事の紹介を行った。これが実用的な技術になればガン治療にとって画期的なことになるかもしれない。また、化学・生物総合管理の再教育講座に出席したが、テクノロジーアセスメント(TA)のあり方を考えるときに、市民参加型と言いながら、そこで最も技術発展に関わる存在である企業がどう関わっていけるのかという視点が不在なのでは、という疑問を持った。直接ステークホルダーとして参加型TAに参加するということもありうるが、あるいは関心のある企業がTAの活動に出資したり、広く企業に一定の参加を求めたりといった形態が考えられる。ただTAと言っても参加型ばかりでなく、TAと呼ばれないような既存の活動(ISOへの参加、環境報告書の策定、CSR、QC活動など)も広義ではTAとも言え、こうした活動を吸い上げて社会全体の知見とできるようなガバナンス体制が要るのではないか、と話し合った。

・ナノテク未来地図
近々完成するので、市民研内外に向けて広報をして多くの人からコメントをもらえるように仕掛けていく必要がある。まず、内容を簡単に紹介した一枚紙のチラシを作成し、各所で宣伝していく。

【スケジュール】
次回勉強会は9/7(日)10:30〜。

2008年06月22日

ナノテクリスク勉強会(2008年6月22日)

【今日のまとめ】
・ナノテク未来地図の進捗状況
テスト版をメンバーでチェックし、気がついたところなどを話し合った。凡例がないなど、まだ未完成な部分があるが、あと一ヶ月以内に最終的に完成すると期待される。メンバーが情報を更新できるようにプログラムが簡単な作りになっているか、追って確認する必要がある。今後の展開としては、JSTプロジェクトメンバーへの呼びかけにより初期の参加を盛り上げることや、他NGOや消費者団体への呼びかけ、広報の文章の作成などが必要である。

・米国出張報告(吉澤)
米国の元OTA関係者、大学・NGO・半官半民組織等でTA的な活動を行っている団体を訪問した。当勉強会との関係では、国際テクノロジーアセスメントセンター(ICTA)がナノテクとナノ物質についての原則をまとめて、各国NGOの署名を集めていた。市民研として、これに署名するかどうかは議論が必要として、他国あるいは日本の他のNGOと協力できることはないかと提案した。また、米国ではNSFからナノテク-社会についての研究助成が下りているので、欧州より教育的な色彩が強い。われわれのナノテク未来地図の一つの狙いでもあった科学者の巻き込み、啓蒙についてより精緻化されたアプローチを採っていることが印象的であった。そして、研究成果などの発表にあたってのジャーナリスト的スキルおよび視覚化のスキルの重要性。後者については、エドワード・R・タフティ(Edward R. Tutfe)の業績が複数のインタビュイーから評価されていた。これに関して、日本で科学と視覚化に携わっている専門家へのインタビューを行うことにした。

・COSTEPワークショップ参加報告(江間さん)
科学技術コミュニケーションデザイン・ワークショップに参加した所感を述べてもらった。阪大のグループはそもそも大学内でどのような研究活動が行われてきたかさえ、きちんとまとめられていなかったので、「調べられる力」を調べることから始めようとしていた。東北大学では高レベル放射性廃棄物をテーマに、賛成・反対という意見の対立する二名の専門家による対話の実践について発表された。問題としては、多数の専門家では「反対」でも意見が対立することがあるので賛成・反対一名ずつの参加にしたものの、一般の参加者はどちらかの応援のために来るといった傾向があった。そもそも賛成・反対という従来的な区分、従来的なテーマで新しい対話が生み出せるのかといった議論もある。若松さんのグループは手法コンサルタントとして民間企業と契約して小型家電を考える市民の会議を開催したが、アジェンダは企業に決められていたことが問題として挙げられる。ほかに東大の立花さんの脳科学と市民、東京海洋大の水圏環境リテラシーなどの発表があった。ワークショップへの企業の参加がないこと、NGOもごく限られており、事例についての議論であるはずが、理論的・概念的な話になっていきがちであった。

・ナノテクについての最近のニュース(白石さん)
カーボンナノチューブのマウス腹腔への注射による毒性実験であるが、通常ではありえないナノ物質の摂取であるにも関わらず、一部メディアではいい加減で煽動的な報道がなされた。ほかに、厚生労働省による労働環境に対する指針、ICONの発表、欧州のナノセーフによるナノ物質の爆発性・可燃性についての研究、OECD-NEDO-産総研のナノ粒子の飛散度を測る研究、FoE Europeの声明、ドイツのナノトラック、環境省によるナノ材料の環境影響についての研究会、厚労省労働基準局による製造現場における暴露についての研究会、医薬食品局によるいろいろな製品について消費者サイドでの暴露、といったニュースが紹介された。最近ではプラチナ粒子入りのヨーグルト、ナノ銀を蒸着させた抗菌布巾などがあるそうである。韓国では銀が重宝されているので、ナノ銀を用いた洗濯機や練りハミガキまであるらしい。

【スケジュール】
次回勉強会は7/20(日)10:30〜。

2008年05月30日

市民科学研究室 2007年度活動報告(総会議案から)

(1)教育事業

・子ども料理科学教室の出前授業(市民科学講座で実施した2回も含む)
 「ダシの秘密を探る」(4月8日、文京区)
 「野菜の甘さを生かしたクッキー作り」(5月14日、横浜南陵高校)
 「発酵という魔法」(12月10日、横浜南陵高校)
 「発酵という魔法〜小さな生き物の大きな力」(2月16日、日本橋小学校)

・OurPlanet-TVの番組に電磁波問題で出演(7月11日)

・ラジオ番組出演にリビングサイエンスなどの解説
 JFN(ジャパンFMネットワーク)(5月3日)
 青森放送科学情報ラジオ番組「サイエンスカフェ」5週分(9月20日)
 TBSラジオでの「子ども料理科学教室」の取材(9月16日)

・リビングサイエンスラボとの連携によるリビングサイエンスカフェの実施
 (9月17日、10月9日、12月11日、1月23日の4回)
 
・コミュニティウェブとの連携による連載企画
 babycom 「環境危機で変る子どもの生活」5回
       「環境と健康に関する科学報告書を読み解く」5回
       「電磁波対策緊急レポート」3回
 キャリアマム 「教えてエコ博士! Q&A」5回

(2)調査研究事業

・JST社会技術研究開発センターの助成による研究
 「生活者の視点に立った科学知の編集と実践的活用」の終了(2004年12月〜2007年11月)
 最終報告書(2007年12月)
 リビングサイエンス評価チャンネル(2007年10月〜)など
 →正式な外部向け報告書200部を6月に配布

・JST社会技術研究開発センターの助成による研究「先進技術の社会影響評価
 (テクノロジーアセスメント)手法の開発と社会への定着」
 (鈴木達治郎・代表)の共同研究開始〜主として「ナノテクリスク研究会」メンバーによる

・子ども料理科学教室プログラム開発〜「食の総合科学研究会」メンバーによる
 子どもゆめ基金によって2008年4月〜も継続

・「未来身体研究会」によるエンハンスメントテクノロジーの勉強会の開始(10月〜)

・ナノテク未来地図作成に関連した専門家インタビュー10名ほどならびに
 ウェブサイトでのデザイン・システム構築作業(吉澤剛+上田昌文)
 
・ノーチラス研究所との共同で行う“Human Security in East Asia Project”(予定)

・学会発表、国際会議など
 第3回のサイエンスショップの国際会議に参加(パリ、8月30日〜9月1日)
 新日本未来学会でエンハンスメントの講演(11月10日)
 科学技術社会論学会で「ナノテク未来地図」についての発表(11月11日)

・雑誌・新聞の記事&論文
 「対話的シナリオマッピングから見るナノテクノロジーの未来と専門家の見解」(吉澤+上田)
 「<人>をクライアントとする科学技術:福祉工学における開発現場の分析」
 『科学技術社会論研究』(投稿済み、渡部麻衣子+上田昌文)
 「今社会が求める“市民科学者”とは」『日本ボランティア学会誌』(2007年6月)
 「市民の科学の醍醐味」岩波書店『科学』(2008年3月号)
 「“リビングサイエンス”のアプローチ−子ども料理科学教室の実践から」『現代化学』(2007年6月)
 書籍『babycom mook』vol.4(2008年3月)
    『エンハンスメント論争』(近刊予定)
 講演録 東京大学先端科学技術研究センター「安全・安心と科学技術」
 人材養成プロジェクト ジャーナリストコースの報告書における講演記録(2年分)
 『赤ちゃんとママ』の取材「電磁波の人体影響は?」(2007年8月号)
 『ガスエネルギー新聞』取材「WHOの発表について」(2007年7 月11日)
 『PC-Webzine』の取材記事 市民科学講座「ITで子どもは守れるか?」(2007年8月号)
 『朝日新聞』特集「ケータイが変わる/変える」の取材(9月30日)
 『毎日新聞』による市民科学講座「東京直下型地震 あなたはどう備えるか」の取材(2月26日)
 『ニッポン消費者新聞』によるナノテクの取材
 「ナノ化粧品 不透明な安全性」(3月12日)
 『消費者リポート』にナノテクの記事を執筆(3回)

・翻訳
 スイス政府の冊子「環境中の電磁波スモッグ」
 WHOの「超低周波電磁界に関する環境保健基準」2007(第1章、12章、13章)
 電磁波健康影響に関する最新の科学報告書『バイオイニシアティブ報告書』の「要約」

(3)研究開発及び教育実践のための支援事業

・市民科学講座の開催

<2008年1月〜3月>
 第25回「中古民家主義」への誘い〜東京や周辺の普通の家々を覗く
 第24回 体験型ワークショップ「東京直下型地震〜あなたはどう備えるか?」
 第23回子ども料理科学教室 「わかる! 使える! 料理の道具たち」

<2007年4月〜12月>
 第22回『被爆者 空白の十年』から考える〜日米合同原爆調査は誰のために?
 第21回「新しい科学?新しい対話?〜ナノテク未来地図の描き方」
 第20回「発酵という魔法」〜小さな生き物(微生物)の大きな力を探る〜
 第19回 科学コミュニケーター・サマーセミナー2007 東京事前研究会
 第18回 ITで子どもは守れるか? 〜ICタグと携帯電話から考える
 第17回ICAM科学映画作品上映会〜生命と映像を語り合う〜
 第16回「人知れず忍び寄る輸入依存型社会の恐怖」

・サイエンスアゴラでの実行委員、出典企画、シンポジウムパネリストなど
 『サイボーグに未来はあるか?〜エンハンスメント技術の光と影』企画(11月25日)
 『細胞を創る』でのパネリスト(11月25日) など

・科学コミュニケーターサマーセミナー2007
 市民科学講座による共催(7月21日)
 富山での合宿の参加(8月21日〜23日、富山大学)

・お味噌造り講座(3月2日)

(4)提言事業

・『市民科学』巻頭言による発信(市民科学研究室理事メンバー)
・極低周波電磁場に関する経済産業省のWGの傍聴と意見提出(10月16日)
・宇宙基本法案に対する意見交換(→08年5月に反対署名)
・「電磁波から健康を守る百万人署名」の世話人および署名集約先(10月〜3月、4月にシンポ)
 →4月末の時点で87,400署名集まった。4月のシンポ沢山参加者あり。

(5)コンサルティング事業

・科学技術振興機構など学術団体関連
 JST社会技術ワークショップでの議論・提言(1月8日、2月19日)
 JSTシンポジウム『21世紀、科学技術とどう向き合うか』のパネリスト(1月16日)
 科学技術広報財団主催の「サイエンスカフェ」に出演(4月19日)

・企業との協働、連携
 『協和発酵グループサステナビリティレポート2007』への協力(6月)
 起業支援ネットでの講演(名古屋、7月5日)
 リビングデザインセンターOZONEでの展示(7月〜10月)+セミナー講演(8月2日)
 ららぽーと豊洲での講座企画の開始(ソシオエンジンアソシエイツと3月〜)
 アサヒビール社会環境推進部お客様相談室との連携企画(3月〜)
 
・市民/住民運動などへの協力
 志木市のマンション住民の方のお宅での電磁波計測(9月26日)
 「低周波音問題研究会」での電磁波問題での講演(9月30日)
 町田市の主婦による市民グループ「きゃっきーらーれ」での電磁波問題講演(10月5日)
 「スカパー!巨大アンテナに反対する住民」の訴訟に関する相談、講演会(6月20日)
 日本消費者連盟のセミナー「暮らしのなかの化学物質」でナノテクノロジーの講演(11月15日)

(6)広報事業

・機関誌など
 『市民科学』の発行(第4・5合併号〜13・14号合併号)
 『市民科学セレクション』第1巻の発刊

・ホームページによる情報提供
 「市民研アーカイブス」など
 子ども料理科学教室プロモーションビデオ(11月)

・市民科学研究室の活動紹介を主としたインタビュー
 『企業診断』2007年5月号(同友館)「市民起業家という生き方」
 『はのねくさのね』14号(8月、ODH草の根歯科研究会)「会員の活動紹介」
 『毎日新聞』理系白書 インタビュー(7月11日)

以上です。

2008年05月28日

食の総合科学プロジェクト 勉強会報告

・子供夢基金の研究内容について
・成城学園初等学校での授業(6月6日)について
・東京ガスでの授業(8月3日)について

・次回子供料理科学教室「塩」のプログラムについて
●6月22日か29日に「塩」の子供料理科学教室を行う。
●下記について実験をし、科学的根拠を調べる。(5月31日までにメールにて報告)
塩抜きドレッシングをつくる→(菊池)
あさりの砂出し→(高島)
塩の味比べ→(高島)
スイカに塩をふる
パスタ・マカロニを塩無しで茹でる→(小林)
魚を焼く前に、塩をふるのとふらないのの違い→(山寺)
(塩をふった場合、置いた時間による魚の変化も)
煮豆に塩を加えるタイミング
青菜を鮮やかに茹でる
果物の変色
ポーチドエッグをきれいにおいしく仕上げる→(山寺)
●子供料理科学教室「塩」プレ実験 
6月7日(土) 10時30分〜
アカデミー向丘 実習室 にて
★只今「子供料理科学教室」のスタッフ募集中です!
御興味をお持ちの方、是非御参加ください!

2008年03月30日

ナノテクリスク勉強会(2008年3月30日)

【今日のまとめ】
・欧州出張報告(吉澤)
英国・欧州・ベルギー・オランダの各TA機関へのヒアリング・ディスカッションの概要を報告。詳細については文書として6月ぐらいに成果物としてまとめて提示することを予定している。市民科学への投稿も検討する。

・ナノテク未来地図の仕様
ウェブ用に詳細な仕様を決めなければならない。相談してこの勉強会では2つのことに取り組んだ。
(1)各社会に対応したナノテク応用分野と個人的価値観の切り分け
第一層と第二層を重ねた図で、各社会を選択したときにどの分野と価値観がハイライトされるかを決定した。なお、分野の「食品」はドラッグなども含めた広い概念としてとらえるために「食品・医薬品」にした。また、「地域が活性化した社会」は経済的負担の軽減やモビリティの向上、地域分散型エネルギーなども含められると考え、図中央付近、エレクトロニクスの辺りに移すことにした。

<豊かな社会>
限界への挑戦、モビリティの向上、利便性の向上、経済的負担の軽減
フロンティア、交通・建築、生活・娯楽、エネルギー、エレクトロニクス

<多様性社会>
プライバシーの保護、身体の質・能力の向上、モビリティの向上
交通・建築、生活・娯楽、食品・医薬品

<伝統を重視した社会>(伝統技術の再評価と、伝統社会の技術的支援という意味での「伝統」)
健康、暮らしの安全・安心、人とのつながり
医療・福祉

<環境に調和した社会>
エコロジー志向、経済的負担の軽減
環境、エネルギー

<地域が活性化した社会>
人とのつながり、健康、経済的負担の軽減、モビリティの向上
エレクトロニクス、医療・福祉、生活・娯楽、エネルギー、交通・建築

(2)個人的価値観の説明文
勉強会の場で文言を決定するのは時間がかかりそうなので、各自考えてくることに。その代わり必要なキーワードを出し合った。

限界への挑戦…宇宙などのSF、住空間の拡大、災害のコントロール
モビリティの向上…交通移動の快適性・ゆとり、混雑緩和
利便性の向上…軽量化、耐久性、大容量化、小型化、スピード、可視化、カスタマイズ
経済的負担の軽減…清掃コストの削減(受動的)、エネルギー効率の上昇(能動的)
エコロジー志向…生分解性、自己浄化、検出、計測技術、可視化
人とのつながり…コミュニケーション障害の克服、自動翻訳、情報・感覚の共有化
暮らしの安全・安心…犯罪防止、食の安全、災害対策、情報の可視化
健康…(自明のため各自考えてくる)
身体の質・能力の向上…福祉機器の向上、老化防止、美容
プライバシーの保護…ネットセキュリティ、フィルタリング、暗号技術、シャットダウン技術

【スケジュール】
次回勉強会の予定は追って確定する。

食の総合科学プロジェクト 勉強会報告

アースデイ(4月19・20日)について
・食プロが中心になって参加する。
 微生物の顕微鏡観察
 発酵食品の分類クイズ
 子供料理教室のビデオを流す
 (他の勉強会の紹介)
・常時3人くらいのスタッフを確保する。
 (10時〜17時の間)
       
東京ガスと共同で行う子供料理教室について
・夏休みに横浜にて開催。
・実験メインのプログラムを作成。

次回 子供料理科学教室「塩」のプログラムについて
・「塩の性質」と「塩と体の関係」を主な内容として作成する。
○塩の性質について
 濃度・溶解度
 生活の中での用途
  塩を入れて青菜を茹でると青菜の色が違う
  ワインの染み抜き  
 淡水魚と海水魚の違い  など
○塩と体の関係
 味覚と塩の量
 血の塩分濃度と海の塩分濃度  など
 
★次回勉強会は、4月5日(土)10時30分〜
           市民科学研究室にて
           ◎アースデイの出店準備をします。

2008年02月27日

アースディ2008出展企画  「科学で迫る食育・地球環境」

「科学で迫る食育・地球環境」

エコロジーの根っこに科学がある! 
食育に役立つ味覚実験や顕微鏡観察、
地球の大気循環を理解するミニモデルの組み立てなど、
いろいろな科学プログラムを体験してみませんか。

●開催日 4月19日(土)および20日(日)
●会場 代々木公園メイン会場

●企画内容

伝統的な和食の基本をなす、発酵やダシや穀物について、その特長を科学的にとらえる種々の実験メニュー(顕微鏡観察を含む)やクイズを用意し、市民科学研究室のスタッフが展示パネルやパンフレットを使って来場者とともに、簡単な実験や問答を行います。私たちがここ3年ほどかけて実施してきた『子ども料理科学教室』のプロモーションビデオ(約5分)も常時上映します。(1)日常生活の中から科学を学び、エコロジカルな生活を創るためにそれを生かしていくことの大切さを感じてもらうこと、(2)エコロジーの基本にかかわる、地球の大気循環やエネルギーの流れを視覚的に理解するための模型を展示し、温暖化をはじめとする地球環境問題への科学的アプローチへの関心を抱いてもらうこと、が今回の企画の目標です。