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子ども料理科学教室
最新の開催日のご案内
「土鍋で美味しくご飯を炊く秘訣」
私たちは毎日のようにお米を食べています。大半の人は炊飯器を使って炊いているのでしょうが、じつは土鍋だけを使って、ともてふっくらと美味しく炊きあげることができます。でもそれには、簡単だけれどいくつかの技がいるのです。お米の粒は何からできているのか? お米はどれくらい水を吸ってふくらむのか?火加減、水加減、研ぎ方、蒸らし方のポイントは? なぜそうするといいのか? 美味しく炊きあげる技術のうらにある理屈を、実験をとおして明らかにします。
11月15日(日) 午前10時半〜12時半
文京区立駒本小学校 家庭科室(3F)
(文京区向丘2−37−5、南北線本駒込駅徒歩1分、三田線白山駅徒歩5分)
参加費:500円(子ども一人につき)
定員:20名(小学校1年生〜中学3年生、保護者の参加が必要)
事前の準備の関係で、申し込み期限は11月10日(火)です。
お問い合わせ&お申し込み先:NPO法人市民科学研究室
チラシはこちら。
子ども料理科学教室とは
生活者が自身に必要な専門知を上手に取り込み、主体的に科学技術を選択し、使いこなしていくためには、科学の学びや技術の習得のプロセスそのものが、そうした取り込みや選択や使いこなしを誘発するものでなければなりません。理科であれ数学であれ、現在の教育では学ぶことが生活をよりよくすることに直結しなくても、問題視されることはありませんし、高度な科学技術が容赦なく生活に入り込んでくる現状をふまえて、主体的な生活を営むのにいかなる技能の取得が必要かという視点は、ほとんど欠落したままです。「技術家庭科」での学びが、よりよい食生活の確立やよりよい住環境の創造にどれほど役立っているか、はなはだ怪しいといえるでしょう。

そこで私たちは「食」を扱うことで、科学の学びと生活技術の習得を統合させた新しい形を例示しようと考えました。
食べ物を作るという最も基本的な技術は、それをどう身につけて応用していくかで、生活自体を大きく変える可能性をもっていますが、理科の学びの観点からもじつに豊富な内容を含むものです。かつて実験生物学を学んだ私には、「料理は生化学そのものだ…」と思える瞬間が何度もありました。考えながら実験しながら“作り”、できたものを“味わう”ことで、自らの五感を働かせながら「なぜそうなるのか?」と自ら問うていく姿勢が生まれます。体験をとおして“理屈”がわかれば、それを忘れることもありませんし、その理屈を他の様々な現象に適用し、推理していく力も養われます。食べ物の具体性から、リアリティをもって科学を習得していく方法を例示することは、「リビングサイエンス」における学びの一つのモデルを示すことになるでしょう。

一方で「調理科学」「食品学」「栄養学」などが積み上げてきた分析的な知見があり、“料理のコツ”の科学的説明があります。もう一方には、「物理」「化学」「生物」などのどれにも関係し互いに切り離すことのできない“食材”“調理”“食べること”の統合性・総合性があります。その両者をどう出会わせて、発見と探求の面白さを引き出す学びをデザインするか??そんなプログラムを、様々な専門家や「食」の問題に関る実践家たち、子どもの教育に携わる人たちと協力して、作り上げていきたいと思います。
2009年3月までに、第一シリーズとなる以下の10個の実験講座プログラムメニ
ューを完成しました。それぞれの実験講座は、さまざまな場で実施され、雑誌や
新聞にもたびたび紹介されています。学年や単元の枠を超えて、大人と子どもの
両方が楽しめ、かつ家庭内でも実施でき、調理技能を直接養うことも同時に可能
となる−理科と家庭科と食育が融合したこのプログラムは好評を博し、大きな注
目を浴びています。
子ども料理科学教室の様子を動画でご覧いただけます。

調理実習室を使った出前実験講座(各メニュー約2時間〜3時間)を実施しています。 こちらのスタッフの人数(5、6名)や食材などでの制約がありますので、出前授業のリクエストを受けた場合には個別に相談をさせていただいています。
市民科学研究室事務局までご連絡ください。
■実験メニュー■
子ども料理科学教室は次の10回の実験講座メニューで構成されています。
どの講座も、
・調理実習室を使用します(学校の家庭科室や自治体の調理実習施設など)
・参加する子どもは20名までが標準です(学年は小学校1年生〜中学3年生まで)
・直前の準備に1時間半、授業で2時間半ほど、後片付けに1時間ほどを要します
・市民科学研究室からの派遣スタッフ(講師)は2名〜5名ほどです
・保護者の参加を原則とします(実験は子どもたちだけで行い、見学していただきます)
詳しいことは市民科学研究室までお問い合わせください。
なお、以上の「子ども料理科学教室」実験プログラムの開発(試験的実施を含 む)ならびに成果の公開(動画やウェブサイトを含む)は、平成20年度子どもゆ め基金「子ども向け教材開発・普及活動助成」(2008年4月〜2009年3月)を用い てなされています。
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