市民科学・リビングサイエンス|市民科学研究室

月刊「市民科学」

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2008年3月発行の「市民科学」の第13・14合併号

報告「わかる! 使える! 料理の道具たち」

山寺久美子(食の総合科学勉強会)

 

今回は、「調理道具」に焦点をあてた子ども料理教室を行いました。鍋や包丁、泡立て器のような大変馴染みのあるものから、焙烙、鬼おろしのような子ども達にとっては何に使うのかさえ分からないようなものまで、取り上げた道具は様々です。これらの扱いを単に教えるのではなく、なぜ便利なのかを子ども達自身に考えてもらうため、あえてその道具以外の選択肢から代用品を探し出したり、道具の自作をしたりしてみました。道具について考えながら、魚料理3種(焼き魚・煮魚・蒸し魚)、大根おろし、蒸しケーキ、胡麻塩が子ども達の手によって出来上がります。


鰹節を削ってみよう

 最初に調理する食材は、体長30センチ位の魚3匹です。各班で1種1匹ずつ丸ごと料理してもらいます。まずは子ども達に魚の名前を尋ねました。マダイとキンメダイはみんな良く知っていましたが、スズキ(セイゴ)は子ども達だけでなくお父さんお母さんにも、あまり知られていないようです。 それぞれの魚の体をじっくりと観察してから、いよいよ料理に入ります。まずは、ウロコを取る必要があります。子ども達にウロコを手でとってもらいます。「あっ!取れた!!」我々大人だったらイライラするような地道な作業も、子ども達には初めての体験だからか、楽しそうです。「どう?手で全部取るの大変じゃない?」あまりの熱中ぶりに、道具の必要性を感じてもらえるか心配になった程です。(続く…)


それぞれの魚を蒸す、煮る、焼く前に

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