月刊「市民科学」
それぞれの号に掲載されている記事・論文の全文は、 2007年5月発行の「市民科学」の第4・5合併号 隈本邦彦さんインタビュー「日本の医療は福袋医療?」
最近、松田道雄の『わが生活 わが思想』(岩波書店1988)を再読した。「安楽死について」「患者の自己決定権はなぜ必要か」など医療について論じた文章の論旨は明快で、すでに20年も前に現在の日本の医療の基本的な問題を、“医者が患者と平等の市民の関係に立つことが何よりも先決だ”という思想から鋭く射抜いているのを感じさせられた。05年4月からの個人情報保護法完全施行により日本でも事実上カルテ開示が義務化されたが、松田がその大切さを説いてやまなかった市民的自由と自己決定のあり方は、医療の世界ではたしてどこまで実現されたと言えるのか。長くNHKの 記者を務め、海外や日本の医療のたくさんの現場を取材してNHKスペシャルやクローズアップ現代など多数の報道番組を作ってこられた隈本邦彦さん(北海道大学「科学技術コミュニケーター養成ユニット」特任教授)にお話をうかがった。 |
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